一般社団法人 大分学研究会

大分の魅力を多面的に明らかにして県内各地の観光・地域振興に資することを目的にしています

TEL.097-538-9731
FAX.097-538-9724

〒870-0021 大分県大分市府内町3-8-11

2015年

第20回おおいた魅力体験ツアーが開催されました

12月20日 日曜日、おおいた魅力体験ツアーがおこなわれました

第20回目を数える今回は大分市

新日鐵住金大分製鉄所、徳応寺(幕末、坂本龍馬・勝海舟が宿泊した寺)、大分県漁協佐賀関支店荷捌き所、関崎展望公園、亀塚古墳、勝海舟・坂本龍馬石像、毛利空桑記念館、参加者24名、久しぶりの社会見学気分で大分市の魅力を体感すべく回ってきました。

今回はコースの中で大分学検定の過去問を2問ほど振り返り、問題の内容を間近で確認できる有意義な企画でした。RIMG0271

まずは新日鐵住金大分製鉄所へRIMG0273

残念ながら高炉内は撮影禁止ですが、工場構内をバスで移動の際は所員の方が鉄が出来るまで過程や、構内設備、新日鐵住金の歴史を詳しく説明してくださいました。RIMG0278ジオラマでまずは構内の施設を確認。

RIMG0283

RIMG0286

RIMG0288

冬なのに工場内はできたての鉄板が通るたびに熱い空気が。

皆さん熱心に見学されていました。

 

続いて徳応寺。

RIMG0295

 

RIMG0293

 

RIMG0297徳応寺では15世東光爾英住職が坂本龍馬が本名を記してい本当に貴重な資料を公開して説明してくださいました。

RIMG0300

 

RIMG0310

坂本龍馬が珍しく本名で記していた貴重な資料(右から7番目)。

RIMG0307

当時はカメラがないため、スケッチで様子を書き残していたんですね

蒸気船が通っていたら地元の人たちもさぞかしびっくりしたことでしょう。

RIMG0312

 

続いては大分県漁協佐賀関支店荷捌き所へ

RIMG0319

第3回大分学検定で出題された関アジ関サバの取引きの様子「面買い」が直接見られました。

RIMG0321

 

RIMG0329

漁を終えた船が着きました。

RIMG0331

漁師さんが魚種ごとに水槽へ

RIMG0334

 

RIMG0337取引成立!

お楽しみの昼食会場

RIMG0343

全国ブランドの関アジ関サバ

いくら大分県民でも改めて食すとあればテンションが上がります。

RIMG0348

RIMG0356

これが1人前!

RIMG0359

RIMG0361

急に空が曇ってきました。

天気が良いとここの眺めは最高でしょうね。

2階がレストランで1階が地元の特産物販売所になっています。

関アジのフライが美味しそうでした。

続いては関崎展望公園

RIMG0363

ここは第2国土軸計画の一つである九州と四国をつなぐ豊予海峡ルートが一望できる場所です。

RIMG0368

橋梁でつなぐか、海底トンネルでつなぐか、

かつてはこの第2国土軸計画について盛んにこの計画が議論されていました。

RIMG0366

 

RIMG0374高島をバックに

展望公園内にある関崎海星館の中へ

RIMG0375

RIMG0379

豊予海峡の海底。美味しい魚が捕れる理由がここにもあったのです。

ここは天文台の設備があって海を真下に、宇宙を観察することが出来る九州でも有数な望遠鏡があります。

定期的に観測会もおこなっているようです。

 

国指定史跡亀塚古墳。

RIMG0394

RIMG0383

大分県内では最大規模の古墳です。

この地域の海岸一帯を治めていた海部の王の墓だと言われています。

海部古墳史料館には発掘調査の際に出土された貴重な遺物が展示されています。

RIMG0398

RIMG0397

 

最後は勝海舟・坂本龍馬石像と毛利空桑記念館

RIMG0406

辻野功先生も完成を楽しみにしておられた石像が今年落成しました。

この二人が大分佐賀関に入り、野津原、熊本、長崎までをたどった歴史を伝えるにふさわしい、行く先を見据える二人のたくましく、力強い佇まいを表現しています。

RIMG0403

RIMG0405

 

そのそばにあるのが毛利空桑記念館。

RIMG0426

 

 

RIMG0409

RIMG0410

毛利空桑

「文ありて武なきは真の文人にあらず。武ありて文なきは真の武人にあらず」を信念とし、

開いた私塾知来館は県指定文化財になっています。

RIMG0416

 

RIMG0422

湯布院や別府などといった観光地と比べて印象が薄いと思われがちな大分市

産業都市でありながら、全国ブランドをもち、歴史文化のバラエティに富んでいることが今回のツアーで良くお分かりいただけたかと思います。

 

大分学第27回例会を開催しました

11月28日(土)に「大分学第27回例会」が開催され、会員86名が出席しました。

冒頭、第3回しんけん大分学検定等の表彰式を行った後、大分市長の佐藤樹一郎会員による基調発表、河野義久会員による関連発表に引き続いて、出席した会員との質疑応答・意見交換が活発に行われました。また、会員5名から会員だよりの発表が行われました。

概要は別添のとおり

大分学第27回例会 概要

IMG_7660 IMG_7661 IMG_7667 IMG_7676 IMG_7684 IMG_7687

大分学講座in東京を開催しました

先日12月5日土曜日に大分県東京事務所県人会ホールにて大分学講座in東京が開催されました。

開催に先立って第3回大分学検定の認定及び表彰式もおこなわれました。

受賞者は3回連続で最高得点を獲得された砂田光江さん。

横浜市在住の砂田さんは仕事で先月大分でおこなわれた大分学検定認定・表彰式の出席がかなわず、

今回この大分学講座in東京で認定と表彰を受けることになりました。

DSC_0253

DSC_0256

砂田さん、おめでとうございました!

 

今回の大分学講座in東京、の基調発表は「知っちょった?大分の磨崖仏」でした。

大分県は磨崖仏が至る所にあり、量質ともに日本一レベルを誇っています。

今回はその大分県内の磨崖仏について、宇佐市立西部中学校教諭の山路康弘さんから

歴史から地質面、磨崖仏を取り巻く現状、活用に向けた取り組みなど、幅広くお話を聞くことが出来ました。

DSC_0263

DSC_0264

DSC_0267

最後の質疑応答でも多くの質問が寄せられ、皆さんに興味を持っていただけたことが伺えました。

その後、場所を移して懇親会が行われました。

DSC_0268

DSC_0274

講座、懇親会を通して驚いたのは大分県出身者よりも大分県に縁があって一時住んでいたという方の参加者が

多くを占めていたことです。

仕事を機に大分に住むことになり、住むほどに大分を好きになっていただいた方たちばかり。

「大分大好き!将来は移住したいと考えています」とまでおっしゃっていただいたご夫婦もいらっしゃいました。

まさに「大分の2度泣き」を体感されたそうです。

日頃から大分自慢をしない大分県民にとってそうした方たちのお話はとてもうれしく、誇らしく思います。

各テーブルで心ゆくまで大分の魅力を語り合い、楽しい時間が過ぎてゆきました。

東京のど真ん中に居ながらそこだけは大分一色。不思議な夜でした。

大分県出身者の方はもちろん、大分県に興味があって、関東圏内在住の皆様、

これからも大分学講座in東京が開催される時はお知り合い等お声かけ合わせの上、是非ご参加ください。

第3回「しんけん大分学検定」

11月3日(文化の日)に「第3回しんけん大分学検定」が開催されました。今年で3年目となる大分県のご当地検定の「しんけん大分学検定」ですが、今年は小学5・6年生~中学生を対象とした「しんけん大分学こども検定」も同時に開催されました。

午前中に行われた「第1回しんけん大分こども学検定」には、小学生5名・中学生26名の合わせて31名が受検しました。

IMG_7024 IMG_7028 IMG_7041 IMG_7047 IMG_7049 IMG_7050 IMG_7059 IMG_7058 IMG_7063 IMG_7084 IMG_7073 IMG_7099 IMG_7097 IMG_7103

午後の「第3回しんけん大分学検定には、県外からの受検者を含め131名が、大分銀行赤レンガ館と大分県水産会館に分かれて受検しました。

IMG_7012 IMG_7015 IMG_7147 IMG_7125 IMG_7164 IMG_7155 IMG_7166 IMG_7169 IMG_7176 IMG_7201 IMG_7202 IMG_7181 IMG_7210

最後は、受検者全員が大分市ライフパルで、スペシャル問題・温泉あてにチャレンジしました。

IMG_7014 IMG_7197 IMG_7195 IMG_7227 IMG_7232 IMG_7236 IMG_7245

IMG_7254

第19回「おおいた魅力体験ツアー」が開催されました

10月25日に第19回「おおいた魅力体験ツアー」が開催されました。今回は「奥豊後の石と水」をテーマに現存する石橋の数が日本一の豊後大野市と水の郷竹田市を巡りました。

はじめに訪れたのは豊後大野市に所在する「虹澗橋」。日本一の石橋数を誇る大分県ですが、県内で唯一、国の重要文化財の指定をいるのがこちらの「虹澗橋」です。

江戸時代に三重(豊後大野市の地域)と臼杵を結ぶ街道の途中にあたるこの場所は、橋が架けられる前は「柳井瀬の渡り」と呼ばれ、最大の難所でした。そのため、ここに橋を設けるため、地元の豪商3名が私財を投じ、橋の建設がおこなわれました。

IMG_6705IMG_6698IMG_6718IMG_6726IMG_6732IMG_6734IMG_6739IMG_6745 IMG_6741 IMG_6752

工事に関する資料がほとんど無い為、石切り場など不明な点もまだあるようです。

 

次に訪れましたのは日本で1番長い径間(アーチ)の「轟橋」と2番目に長い「出会橋」。2連アーチの方が「轟橋」になります。

「出会橋」は大正に人道橋として、「轟橋」は昭和に伐採した樹木の運搬鉄道用の橋として建設されました。

IMG_6758 IMG_6759 IMG_6773 IMG_6767 IMG_6776 IMG_6780 IMG_6782 IMG_6788

両石橋の架かる渓谷は「阿蘇溶結凝灰岩」の柱状節理によって、大きな溝のように深い谷になっております。

そのため、アーチの長い石橋が建設されました。

 

 

昼食は久住高原にあります「ザ・ガンジー ホテル&リゾート」にて「久住高原牛」のステーキをいただきました。高橋鴿子会員の発声によりワインで乾杯して楽しい昼食が始まりました。

このホテルを経営する「(株)まるひで 」の社長で、当研究会の小野秀幸理事があいさつに来られ、ワインを始め飲物を追加してご提供いただきました。ありがとうございました。

IMG_6793 IMG_6797 IMG_6800 IMG_6804 IMG_6807 IMG_6809 IMG_6812 IMG_6814 IMG_6826 IMG_6833 IMG_6828 IMG_6830

昼食後には久住ワイナリーにてちょっとしたお買いものタイム。

ツアー当日の青空が久住の山とブドウ畑に映えておりました。

IMG_6838 IMG_6845 IMG_6843

 

午後からは名水の郷、竹田市へ。

白水ダムにいく通り道、竹田市の伝統品である姫だるまの工房へお邪魔しました。

IMG_6846 IMG_6847 IMG_6848 IMG_6857 IMG_6860 IMG_6864

姫だるまは江戸時代に実在した武家の女性の話がモデルとなっている民芸品で、家庭円満などのご利益があり、竹田市ではお正月に家に投げ入れる風習があるそうです。

背中の模様は「宝珠」で厄除けなどのご利益もあるとのこと。

テレビ番組の影響で、全国的にも有名になった姫だるまですが、

現在、制作をしておられるのはコチラの後藤姫だるま工房さんのみとなってしまったそうです。

突然の訪問であったにもかかわらず、色々とお話を聞かせてくださった後藤さん、ありがとうございました。

 

 

後藤姫だるま工房さんの次は今回のツアーの目玉である白水ダムへ行きました。

こちらは豊後大野市富士緒井路の施設で、国の重要文化財の指定を受けております。

IMG_6868 IMG_6870 IMG_6915 IMG_6890 IMG_6894 IMG_6895 IMG_6898 IMG_6899 IMG_6909 IMG_6872

昔は現地まで続く道がありませんでしたが、平成19年に白水ダムをみる人のために道が整備され、現在は近くまで車で行くことができるようになりました。

まさに「白水」の名の如く綺麗で雄大な水の流れは、是非現地で見ていただければと思います。

 

白水ダムの後は白水の滝へ。

先程のダムは「はくすい」ですが、こちらは「しらみず」と読みます。

駐車場から600mほど山を登るのですが、その途中にも壁から流れ出す小さい滝がいくつもあり、行楽シーズンにはうってつけの場所でした。

IMG_6920 IMG_6926 IMG_6929 IMG_6931 IMG_6962 IMG_6946 IMG_6943 IMG_6944 IMG_6956 IMG_6969 IMG_6970

「白水の滝」の名称についてですが、壁から流れる糸のような滝の数が99本だったため、「百」から一本少ない「白」の名前がついたという説があるそうです。水路ができてからは流れる水の量が減ったようですが、現在も多くの水が壁の隙間から流れ出しております。

 

「白水の滝」のすぐ近くにあるのが音無井路の「円形分水」。

こちらは地区の水争いを解決するために建設されたものだそうです。

水路の水をいったん地下へ流し、サイフォン式で円の真ん中に汲み上げ、田畑の面積に応じて流す水の量を調節するようになっております。

IMG_6979 IMG_6977 IMG_6974

こちらの水路は1715年に一度建設の工事をおこなうが失敗し、その後100年以上たってから現在のような水路が建設されたとのこと。

案内板に書かれた「水は農家の魂なり」の言葉がとても重く感じました。

 

最後に行きましたのが水路としては日本最大級の「明正井路六連橋」です。

こちらはその名の通り、6つのアーチから成る石橋です。

見学時は稲刈りも終わりの時期だったため、水路に水が流れておりませんでしたが、

春から夏の稲作の時期は、竹田から引いた水がこの石橋の上を通って豊後大野市の田圃へ送られております。

IMG_6984 IMG_6990 IMG_6995 IMG_6987 IMG_7000

 

今回のツアーでは「奥豊後の石と水」をテーマに豊後大野市と竹田市の石橋や水路を巡りました。

次回のツアーは12月を予定しておりますので、ご参加を希望される方は事務局までお問い合わせください。

 

 

第18回「おおいた魅力体験ツアー」が開催されました

8月30日に第18回「おおいた魅力体験ツアーが開催されました。今回は「中津に名物ハモ料理の神髄と干潟の営みを探る」というテーマで中津城・福沢諭吉旧家・筑紫亭・中津干潟を散策しました。

中津城に到着した一行をお出迎えしていただいたのが、「中津の郷土史を語る会」の会長 山本博史さん。中津城とその周辺の城下町についてガイドをしていただきました。

IMG_6192

IMG_6187

IMG_6191

IMG_6197 IMG_6198 IMG_6204 IMG_6205 IMG_6213 IMG_6217 IMG_6218 IMG_6221 IMG_6224 IMG_6225 IMG_6232 IMG_6241 IMG_6236 IMG_6250

中津城内をご案内していただき、次に昨年の大河ドラマになった「黒田官兵衛」が中津城に滞在していた頃に築かれた石垣を見学しました。

IMG_6262 IMG_6264

向かって右側が黒田官兵衛が築いたと石垣、左側が江戸時代に築かれたもので、官兵衛が築いた石垣は「牛蒡積み」と言われる手法が用いられているとのこと。水害に強い積み方とされ、江戸時代はものを見栄えを重視した積み方になっており、それと比較すると実践的な石垣であると説明していただきました。

IMG_6268

次は、大分県が誇る偉人「福沢諭吉」の旧家を訪れました。資料館では、福沢諭吉が描かれている一万円札の一号札など福沢諭吉のゆかりの貴重な品や歴史を知ることができました(館内撮影禁止のため、ご覧になりたい方はぜひ足をお運びください)。

IMG_6295 IMG_6305 IMG_6309 IMG_6293

昼食会場までは、中津城下町を散策しながらむかいました。途中には、黒田官兵衛の弟が開基した「西蓮寺」や宇都宮鎮房の家臣たちが惨殺されたことで、白壁が赤壁に塗り替えられたという「合元寺」など黒田家ゆかりの地が立ちならんでいました。

IMG_6334 IMG_6331 IMG_6333 IMG_6341

城下町をぬけると本日のお楽しみ、ハモ料理をご提供してくださる「筑紫亭」に到着しました。風情ある日本料亭と女将さんにお出迎えしていただきました。

IMG_6500 IMG_6493 IMG_6483 IMG_6486 IMG_6366

女将さんより、中津で獲れる良質な「真鱧」は日本中でも中津しか獲れないという話や、それを育む中津の素晴らしい自然の話などを紹介していただきました。最高級の「真鱧」のしゃぶしゃぶや中津の郷土料理でお菓子の原点とも言われる「巻蒸(けんちん)」など美味しい昼食をいだだきました。

IMG_6372 IMG_6371 IMG_6385 IMG_6391 IMG_6392 IMG_6365 IMG_6400

IMG_6413IMG_6438 IMG_6445 IMG_6376 IMG_6405 IMG_6429 IMG_6428

食事後は、筑紫亭に遺る戦争遺産である傷跡を見学させていただきました。特攻隊員が出撃前夜に訪れた際に刀で柱に斬りつけた痕が遺されており、特攻隊員のやりきれない気持ちを感じ、改めて平和の意味を考えらせられました。

IMG_6472 IMG_6481 IMG_6478

午後からは、「NPO法人 水辺に遊ぶ会」の足利由紀子会員のご案内のもと中津干潟にむかい、干潟遊びをおこないました。中津干潟には、「カブトガニ」をはじめとした約600種の生物の生息が確認されているとのことですが、その約3割が絶滅危惧種に登録されているとのことでした。カブトガニや貝などを見つけ、童心にもどりながら自然保護の大切さを学びました。

IMG_6513 IMG_6522 IMG_6531 IMG_6541 IMG_6573 IMG_6545 IMG_6574 IMG_6552 IMG_6548 IMG_6559 IMG_6595 IMG_6593 IMG_6599 IMG_6585

今回の魅力体験ツアーでは、中津の歴史と自然を体験することができました。

次回はの魅力体験ツアーは10月を予定しております。ご参加をご希望される方は、事務局までお問合せください。

 

第25回大分学研究会例会を開催しました

 7月25日(土)に、第25回例会を開催しました。会場は、初めての大分銀行宗麟館5階会議室です。会員45名と当日聴講者2名が参加しました。日本銀行大分支店長の秀島弘高会員が基調発表しました。日銀のバランスシート上は、日銀が発行する紙幣は無利子の負債にあたること、日銀の利益は主に市中から購入した国債の利子と無利子の負債である紙幣の差額から生じていること、日銀券の受払を支店ごとに見ると大分支店では払い超が続いており、ここ数年それが拡大している原因は現金の輸送状況の変化と考えられることなど、大変興味深い話を多く聞くことができました。そのため、発表後の意見交換では、参加者からの質問が絶えることなく続き、最後は質問を割愛させていただきました。そのほか、会員便りでは木内会員及び山路会員から分科会の報告、豊田会員から翌日のイベント案内がありました。事務局からは、今年度7月からリニューアルされたホームページ担当者の紹介、7月から大分の「ゆるキャラ」などの情報を発信するためのスマホケースの販売事業、8月30日(日)に予定の体験ツアーの紹介をおこないました。なお、例会の結果は下記PDFファイルよりご確認いただけます。また、当日のレジュメは会員コーナーに掲載しますので当日参加できなかった会員の皆さまはご利用ください。

 

第25回大分学研究会例会開催結果について