一般社団法人 大分学研究会

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大分学研究会例会

第2回 おおいた遺産モニターツアーが開催されました

平成29年8月27日(日)に第2回のおおいた遺産モニターツアーが開催されました。

 

今回は文殊仙寺の副住職で〈宇佐国東半島を巡る会事務局長〉をされています秋吉文暢氏に現地講師をしていただき、

六郷満山開山1300年となる宇佐市・豊後高田市・国東市の神社仏閣を巡りました。

最初は宇佐市の「宇佐神宮」へ。

いわずとしれた全国八幡宮の総本宮となる「宇佐神宮」。

ここは神仏習合発祥の地と言われており、

他にも「放生会」や「神輿」の発祥地を言われております。

放生会・・・元々は仏教の殺生を戒める儀式であり、宇佐八幡宮では蜷が放されるそうです。

神輿・・・東大寺建立という一大事に御神体が駆けつけるために用いたのは神輿の発祥と言われているそうです。

 

昔はこの鳥居を入って右側に「弥勒寺」というお寺があったそうで、

同敷地内に社寺が共存していた点も神仏習合が深く根付いていたことをうかがわせます。

現在は宝物館などの建物が建っております。

こちら写真向かって右側奥に弥勒寺の伽藍の礎石が残っております。

現存する礎石が奈良の薬師寺と同じ配置であり、伽藍自体が残っていれば貴重な歴史資料になったと考えられてます。

弥勒寺跡地の反対から上宮本殿へ。

建造物には上の写真のような装飾が施されているのですが、

こちらの装飾、左右の穴になっている箇所がハートのように見えるということで、最近では恋愛成就のお願いをされる人もおられるようですが、本来は「猪の目(いのめ)」といい、猪が山火事を最も早く見つけることから、火事対策の願掛けとなる装飾のようです。

宇佐神宮の本殿ですが、写真で写しているのは楼門部であり、本来はその間から、本殿の神様へお参りをいたします。

向かって左から一之御殿、二之御殿、三之御殿となります。

また、本殿前には下記写真のように、奥の院があります御許山が見える窓もあります。

奥の院があるところは聖地として人の出入りが禁じられている山の中になりますので、こちらでお参りを。

宇佐神宮も広範囲であるが故、世界遺産に指定されている日光東照宮のように、

毎年どこかが修理中となっているそうです。

帰りは登ってきた道とは別の道を降り、こちらの下宮へ。

こちらの下宮に寄らないことを、宇佐地方では

「下宮参らにゃ、片参り」と言われているそうです。

 

宇佐神宮を出て、お次は昼食。

今回は豊後高田市の昭和の町の中にあります「平清水旅館」さんにてお蕎麦をいただきました。

こちらは併設されているお蕎麦屋の「翔」が豊後高田そばの認定店になっております。

豊後高田そばの認定店ですが、厳しい決まりがあり、その中に「そばの三たてを守ること」という定義があります。

三たてとは「挽きたて・打ちたて・茹でたて」のこと。

そのため、お蕎麦は注文を受けてから作り始めるとのこと。

おいしいお蕎麦をいただいた後は、出発まで豊後高田市の昭和の街をぶらり。

 

午後のはじめは「富貴寺」へ。

日本三大阿弥陀堂として知られる富貴寺は

大堂が国宝、

大堂内壁に描かれている壁画と本尊の阿弥陀如来坐像が国指定重要文化財、

境内が国指定史跡

の指定を受けております。

特に大堂は現存する平安建築としてとても貴重なものであります。

富貴寺のパンフレットには四季折々の富貴寺の写真が載っているのですが、何ともカッコいい仕上がりになっております。

今回は「夏」の富貴寺の写真です。

富貴寺境内は入口から中まで、笠塔婆や板碑など数多くの石造美術が並んでおり、そのいくつかが県の有形文化財に指定されております。また、こちらの本堂には阿弥陀三尊像が安置されており、大堂の本尊同様に平安時代の作と考えられ、県の有形文化財の指定を受けております。

富貴寺の次は国東市に入り、「両子寺」へ。

国東半島の中心にある両子山。その中腹にあるのが両子寺で、

江戸時代以降六郷満山の総持院として全山の統括をされるお寺とのこと。

こちらの護摩堂にて、住職から両子寺の歴史などについてお話をうかがいました。

両子寺の奥の院本殿には千手菩薩と両子大権現(男女二天童子)という神仏がともに祀られており、

六郷満山の総持院である両子寺でも神仏習合の流れを強く感じることができます。

こちらの両子寺は特に子授けの祈願が有名であり、「申子子授け祈願袋」という特徴的な祈願方法があるそうです。

申子子授け祈願袋・・・祈願者は子供を産んだ32人の女性からハギレをもらい、自分の1切れを合わせた33切れで袋を縫い、その中に米一升三合三勺を入れ、12束の線香と12本のローソク、御酒一升とともにお供えし、祈願を受けるそうです。

なお、祈願日は午の日に必ず夫婦同伴とのこと。また、願いがかなった夫婦は毎年一度は子供とともに参拝をしなければならないとのこと。

 

 

護摩堂内でのお話の後に、隣接する書院・客殿にて一休み。

当日は晴天でかなり暑かったため、皆さん汗が止まりません。

そんな中、梅ジュースとスイカと漬物をごちそうになりました。

一休みして体力を回復し、いよいよ最後の「文殊仙寺」へ。

 

「文殊仙寺」は現在、秘仏特別御開帳がおこなわれております。

本来の御開帳は卯年の大祭の時にしか行われないため、12年に一度なのですが、

今年は六郷満山開山1300年の100年一会の年として、6年ぶりの特別御開帳がおこなわれております。

なお、卯年の理由としましては、文殊仙寺の本尊である文殊菩薩が卯年の守護仏だからとのことです。

文殊仙寺に行かれたことがある方は300段の石段を思い出されることでしょうが、ご安心ください。

現在は本堂近くまで車で行ける道が作られております。

本堂までの残り80段は自力で登っていきます。

こちらの本堂内にて、今回護摩焚き供養をしていただきました。

参加者一人一人の名前と願いを書いた木を焚いて祈願をしていただき、

その後、本堂奥に安置されております、秘仏である本尊をお参りいたしました。

こちらの本尊は青銅製の文殊菩薩像で、1200~1300年前に中国で作られた渡来仏とのことです。

秘仏の決まり事として、『写してはならない・写したものを公開してはならない』という決まりがあります。

そのため、撮影や模写が一切禁じられております。

また、過去に何度も文化財指定のお話も受けているそうですが、

指定を受けることで、1300年続く祈りの形が変わってしまう恐れがあるため、

指定の話はお断りしているそうです。

 

さて、こちらの本堂、本尊とともに鏡や御幣も祀られており、こちらも神仏習合の流れを強く感じることができます。

また、本尊と鏡は参拝者と目線が一致する高さに備えられております。

これは写し鏡を表しており、「すべての衆生に仏性がある」ということを意味しているそうです。

仏性とは生まれながらに仏になれる性質を持っているということで、

全ての人が仏になれる性質をもっているというのが仏教の教えであり、

それを鏡や御幣、本尊の配置で表しているそうです。

今回のモニターツアーでは開山1300年にあたる六郷満山の神社仏閣を見学いたしました。

写真を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

今回のブログでは各寺社の中心となるもの(本尊や本殿内部など)の写真は載っておりません。

ツアーでは各神社仏閣の本尊や本殿をお参りしているのですが、

基本的には撮影が禁止となっております。

ですので、是非ご興味のある方は自分の足で国東半島の神様や仏様たちに会いに行き、

ご祈願をしてみてください。

余談ですが、国東半島には69,338体の仏像があるそうです。

 

さて、次回のモニターツアーは10月開催の予定になっております。

詳細が決まり次第、こちらのブログやホームページからもご紹介いたします。

第37回大分学研究会例会が開催されました

平成29年7月22日(土) 大分学研究会第37回例会が開催されました。

今回の例会のテーマは「国東六郷満山開創1300年に向けて国東半島の山の歴史と景観を考える」とし、

基調発表は田本政宏会員(国東高校双国校教諭)より

「国東六郷満山の基礎知識」と題して

今年で開山1300年と歴史ある、また奥深い六郷満山についての発表がありました。

今回も総勢50名を超える聴講者の皆さんが参加されました。

基調発表後、六郷満山開山1300年記念のイベント紹介や、いまだ謎の多い国東半島に昔から伝わる「奇祭」についてなど、

田本会員と聴講者の皆さんとの意見交換が活発に行われました。

会員だよりでは、イベント紹介が。

続いては楢本事務局長より第2回おおいた遺産モニターツアー事前学習会がおこなわれました。

8月27日(日)に行われる同モニターツアーの見学先を紹介しました。

今回の六郷満山の知識を引っ提げての宇佐市・豊後高田市・国東市のコースです。

次回例会もご期待ください。

 

第1回おおいた遺産モニターツアーが開催されました

平成29年6月25日(日)第1回おおいた遺産モニターツアーが開催されました。

このツアーは、全5回のシリーズで行われ、大分県の地域遺産を網羅した「おおいた遺産」を実際に見学することによっ て貴重な文化遺産の意義を理解し、次世代に保存・継承していく機運を醸成し ていくことを目的としています。

今回のツアーは速見(別府市・日出町)を巡りました。

朝は多少の雨が残っていましたが、最初の場所「聴潮閣」に着く頃には、傘がいらないお天気になりました。

国登録有形文化財「聴潮閣」

大分県財政界の重鎮高橋欽哉が住宅兼迎賓館として建てたもの。

建設当時は別府浜脇に海辺にあり、まさに「潮の音を聴く」にふさわしいロケーションにありましたが、

1989年に現在の山の手に移築され、保存、公開されています。

館長の高橋鴿子さんが、「聴潮閣」の沿革や見どころを紹介してくださいました。

四面柾、台湾ヒノキといった贅沢な木材を使った和室、まるでヨーロッパにいるかのような洋風の来賓室、小川三知製作のステンドグラス輝くお風呂、雨に濡れた中庭、

そしてヒノキの香りが漂う「聴潮閣」はずっとそこにいたくなるような居心地の良い空間です。

次の場所は別府市内成地区の棚田。

別府市の端、由布市との境にあります。

当日は田植えの時期で、植えたばかりの苗が整然と並べられていました。

内成地区の棚田はおよそ1000枚!どこまでも続く棚田はこの田植時期と、秋の収穫時期は特に見栄えがします。

ここからは別府市役所の永野康洋さん(NHK「ブラタモリ」別府編に御出演)がご案内。

日本の棚田百選にも選ばれている内成地区、江戸時代からこの地区で棚田がおこなわれていたそうです。田の石垣は明治大正時代に整備されたもの。一大整備だったことがうかがわれます。

次の場所は神楽女湖。

神楽女湖はショウブの花が一面に咲いています。まさに見ごろの時期に訪れることが出来ました。

少し離れた駐車場から神楽女湖へ続く道は鳥の鳴き声が聞こえてきて、リラックスできます。

お楽しみの昼食は鉄輪「黒田や」で地獄蒸しを堪能。

午後のはじめは別府の湯けむり展望台から湯けむりを眺めました。

続いては重要文化的景観に指定されている明礬温泉の湯の花小屋。湯の花製造は重要無形民俗文化財に指定されています。

 

この小屋周辺一帯は温泉脈がすぐ下にあるため、地面が温かいです。地下で発生している硫化ガスと地元で取れる青粘土との化学変化で出来る「湯の花」は

全国でもここだけ。

 

湯の花製造についての説明のあと、実際に湯の花小屋へ、

温泉卵を食べました。

普段食べているゆで卵とは色が違います。温泉の成分によって味や色が違うそうです。

鉄輪と明礬で温泉卵を食べ比べてみては?

次の場所はキリシタンゆかりの場所へ。

ここからは日出町観光協会佐藤隆さんがご案内。

日出藩主木下延俊の重臣加賀山半左エ門はキリシタンで彼の家族もキリシタンでした。

キリスト教に寛容だった時代が過ぎ、禁教令が幕府から布告されたとたん、キリスト教に対する弾圧に対して木下延俊も従う姿勢になりました。しかし、重臣の加賀山半左エ門は死刑宣告を受けてもなお、改宗しようとせず、ついには、この成敗場で後を追うことを望んだ息子とともに、殉死したのでした。

時は流れて2008年11月20日、ローマ法王庁がカトリック信仰の模範となる信者を称えるために、最高位の「聖人」に次ぐ「福者」という位を加賀山半左エ門に授けました。

それを記念した日出殉教公園が成敗場の隣に整備されています。

続いては重要文化財「的山荘」

馬上金山の経営者成清博愛が、日出町に建てた別邸で、国の重要文化財に指定されています。「的山」は鉱山を当てるという意味だそうです。

建物も素晴らしいですが、庭園は国の登録記念物でもあります。

庭園の造りは借景技法と呼ばれるもので、高崎山を築山に、別府湾を池に見立てています。

大きなクスノキも目を引きます。

建物の中も見どころがいっぱい。

大広間には一枚板の筬欄間、建築当時の手作りガラス、七宝焼きで作られた襖の引手金具、洋風ランプ、伊藤博文の書など、

成清家の繁栄が感じられる場所です。

最後は日出・暘谷城跡。

城跡に小学校があります。

今回は珍しい造りをした鬼門櫓のご案内。

城内の東北に位置したこの櫓は風水で言うところの「鬼門」を差し、忌み嫌われている方向でした。

そこで、東北にあたる隅を欠くことで禍が入ってこないようにしたとされます。

鬼門櫓は所有者が変われど、現代まで残っており、当時所有者であった中村氏より日出町が寄附を受け、平成22年から2年間の復元工事を経て

町の指定文化財となりました。

修復・復元前の鬼門櫓。

隅を欠いた建築様式は全国的にも珍しいそうです。

鬼門櫓については建物内でガイドしてくれます。

 

今回はおおいた遺産モニターツアー別府市・日出町編でした。

次回は8月27日(日)宇佐市・豊後高田市編です。

どこへ行くかは次回7月22日(土)14時からの事前学習会で。

場所はコンパルホールとなっております。

是非ご参加ください。

 

 

第36回 大分学研究会例会を開催いたしました

平成29年5月28日(土) 大分学研究会第36回例会が開催されました。

今回の例会会場は別府市にある「別府市公会堂」

平成26年10月に着工した耐震補強・バリアフリー化のための改装工事は

平成28年3月に完了し、これまでの「中央公民館・市民会館」から「別府市公会堂」としてリニューアルされました。

今回の例会の前には、改装された堂内を見学しました。

張り替えた座席の後ろに以前の座席が一部残されています。

サイズが少し小さいです。当時の日本人の体形が現在より小さいことが推察できます。

大理石はそのまま。

これもほぼそのまま。

ステンドガラスもそのまま。

フランスの有名ピアノ家アルフレッド・コルトー(1877年~1962年)が実際に引いた「ヤマハ」のグランドピアノ

いつもアメリカ製のスタインウェイのピアノしか弾かない彼が、昭和27年、公会堂で行われるピアノ開きの記念演奏会の際に

用意された「ヤマハ」のピアノを前に、「せっかく用意してくれたから」とこのピアノで演奏したそうです。

後にも先にもスタインウェイのピアノ以外を引いたのがこの時だけだったようで、今でも時々ピアノを見学に来られる方がいらっしゃるそうです。

 

今回の例会のテーマは「別府の誇りとなる場所を考える」とし、

基調発表は姫野由香会員(別府の誇り分科会座長、大分大学工学部助教授)より

「地域資源としての歴史的建造物の活用事例にみる今後の展望」と題して

大分学研究会でも行われたアンケート調査結果や、歴史的建造物の活用における実態・課題等の発表がありました。

今回の例会参加人数は会員57名、一般参加が8名の計65名となり、関心の高さがうかがえました。

 

関連発表では室屋慧子会員が自身の別府竹瓦ガイド活動を通して愛するわがまち別府への想いを熱くお話ししてくださいました。

その後の意見交換では、別府の地域資源となり得る歴史的建造物の活用、保存活動について様々な意見が交わされました。

時代に対応しながら変わっていく街並みの歴史変遷を受け入れる想いと、いつもまでも変わらずにいてほしいという想いと、保存活用に向けて何をすべきか、考えや想いは十人十色のようです。

 

続いては楢本事務局長より第1回おおいた遺産モニターツアー事前学習会がおこなわれました。

6月25日(日)に行われる同モニターツアーの見学先を紹介しました。

全5回のツアーで、貴重な大分県内の文化遺産を次世代に保存・継承していく機運を醸成することを目的としています。

併せておおいた遺産守り人・ジュニア守り人養成講座も開催しています。

興味ある方は大分学研究会HPのトップページ、トピックス・お知らせ欄からアクセスしてみてください。

第27回おおいた魅力体験ツアーが開催されました!

平成29年4月23日日曜日、快晴の中、29名が参加して佐伯の海の魅力を満喫しました。

午前中は、㈲戸高水産の戸高源之助社長の格別のご協力で蒲江湾内をクルージング。海の幸満載の昼食の後、鶴見半島を最東端まで。

昼食時には、橋本正恵副会長(佐伯市観光協会会長)から蒲江の魅力についてお話をしていただきました。

 

今回は絶好の行楽日和で、クルーズ・岬めぐりをするには最高のコンディションとなりました。

(有)戸高水産が所有している、明石型活魚運搬船、しかも今となってはとても貴重な木造船である「盛漁丸」で湾内をクルーズしました。

船主である(有)戸高水産 戸高源之助社長。

盛漁丸にいざ乗り込み。

船内のこだわり。

青い海と空に映える白い木造の手すりが最高です。

養殖の餌やりを特別に見せてくださいました。

写真中央のホースからペレット状になった餌が飛び出てきます。

活魚船盛漁丸はこの日もクルーズが終わったら姫路まで活魚を運びます。

船内を区分けした水槽に海水を入れて、枠ごとに魚を入れる準備も見せてくださいました。

 

蓋を外します。

蓋の下には区分けされた水槽があります。

その中に何の魚を入れるかをホワイトボードに書いて確認。

 

水槽に海水を入れる準備を始めます。

深さ2メートル以上ある水槽を軽々と昇り降りして作業をするみなさん。

海水が入ります。

この中に魚を入れて姫路まで。

木造船でも現役バリバリの頼れる船です。

その船でお仕事をされているみなさん。 若い世代の方もいて頼もしい限りです。

操縦している戸高社長。

今回は希望した方に船の操縦を社長自ら教えてくださいました。

穏やかな湾内クルーズ

参加者の皆さんもいい笑顔です。

船上で記念写真。

降りての集合写真。

 

気持ちいいクルーズのあとは昼食。

佐伯市観光協会名物副会長橋本正恵さんがお出迎え。

つつじの御品書きとともに。

イケメン料理長より、本日の料理の説明が。

佐伯市はイケメンが多いとのつぶやきがちらほら。

改めて戸高社長のご挨拶。盛漁丸乗船記念のステッカーをいただきました。

橋本正恵さんのお話。佐伯は女性が元気いっぱい。

 

午後からは鶴見半島岬めぐり。

午後一に降り立ったのは丹賀砲台園地。

丹賀砲台園地の説明をしてくださいました「砲台を守る会」代表の小林直幹さん。

砲台へ向かう斜坑リフトのリニューアルで新しいスロープカーに乗って頂上まで。

傾斜は45度。隣の階段は130段程。自力で登ってもOK。

登りついた先は要塞の中。

この要塞の上に巡洋艦「伊吹」の大砲が備え付けられていたそうです。

らせん階段を上ると、

豊予海峡が。

豊予海峡や豊後水道には太平洋戦争中に防備のため、このような砲台がたくさん整備されていたそうです。

穏やかな景色が広がるこの高台で、平和の尊さを感じずにはいられません。

 

ツアーの締めくくりは鶴見半島の端、九州の最東端でもある鶴御崎へ。

鶴御崎灯台で集合写真。

最東端のスポットまで、今日は最高の天候なのでみなさん元気に足を進めます。

鶴御崎灯台にはこんなところが。

ここだけでなく、佐伯の岬の所々に鐘が設置されています。

願いを込めて鳴らすと良いことが起きそうな、そんな気分にさせてくれる景色でした。

今回のツアーガイドをしてくださいました佐伯市観光協会では佐伯の魅力を伝えるべく、イベントを絶賛企画・運営中です。

造船の町ならではの進水式見学、岩がきまつり、筆者個人的に気になった深島、佐伯のモナコ・・・

ゴールデンウィーク突入、お出かけするなら「太陽とお友達の佐伯市」も選択の一つに是非!

青い海の景色と幸をたっぷりと満喫できたおおいた魅力体験ツアー佐伯市編でした。

 

 

 

第26回 おおいた魅力体験ツアーを開催しました

2月26日(日)、今回のおおいた魅力体験ツアーは

~日田の「ひな飾り」と中津江村の鯛生金山跡を訪ねて~と題し、

江戸時代に栄華を極めた日田の商人文化を今に伝える「ひな飾り」と、

松本清張『西海道談綺』の舞台鯛生金山跡を訪ねました。

中津江村では、2002年FIFAワールドカップでカメルーン代表のキャンプ地として中津江村の名を国の内外に知らしめた立役者の坂本休元村長から

カメルーンとの秘話などをお聞きしました。

 

日田市豆田町に到着。

 

一般社団法人日田市観光協会事務局長の木下周会員がお出迎え。

豆田町を案内してくださいました。

ひな飾りで町おこしのさきがけ日田市、この日は大勢の観光客が訪れていて

活気にあふれていました。

街並みの「止まれ」はこんな工夫が

 

 

まずは広瀬資料館へ

中島館長より館内の説明と詩吟の披露がありました。

資料館には広瀬家代々の功績や所蔵品がずらり。

 

 

この時期はひな飾りもありました。

 

続いては草野本家のひな飾り

残念ながら撮影が禁止のため画像はありませんが、

20畳の奥座敷いっぱいに並べられたひな飾りは草野家の栄華が反映された素晴らしいものでした。

草野本家はひな飾りだけでなく、年4回、四季に沿った公開をおこなっています。

次回は4月から5月にかけて端午の節句と武者人形が見られるそうです。

 

続いてはおきあげ雛の展示会へ

制作風景も見ることが出来ました。

館内にはたくさんのおきあげ雛が。

型紙や色付け道具なども展示していました。

 

昼食は「そば処 草八」

おいしいお蕎麦とお料理。

 

 

午後一番はクンチョウ酒造へ。

日田市観光協会会長富安会員のお出迎え。

酒蔵を利用した酒造道具の展示が興味をそそります。

そしてやっぱり試飲。きりっとした味わい。何本買おうかな。

豆田の町をしばし散策したあとは一路日田市中津江村へ

「地底博物館 鯛生金山」に到着すると

元中津江村村長の坂本休会員がカメルーンの国旗を振ってお出迎え。

 

 

鯛生金山跡へいざ入坑

坑内には当時の労働者を模した人形があちこちにあって当時の坑内の様子が手に取るようにわかります。

 

 

こんな工夫も!

金山跡を出るとそこはワールドカップの世界が。

 

 

坂本会員はカメルーンにビザなしで入国できるそうです。

中津江村の人たちの心温まるおもてなしが、カメルーンと中津江村の絆つくりに一役も二役もかったことは

この展示施設からも、坂本会員の人柄からもうかがえます。

金山見学の後は坂本会員との茶話会

当時は金山のおかげで飲食街や映画館などが建ち、村がにぎわっていた様子などもうかがうことが出来ました。

現在ではワールドカップでカメルーンの練習場として誘致して以降、子供たちのサッカークラブの合宿や試合会場として

スポーツ振興の面で役目を果たしています。

中津江村にはキャンプ場やフィッシングパークなどアウトドアで楽しめる場所もあります。

 

鯛生金山ではなんだか懐かしい社会見学の気分を味わえた今回の魅力体験ツアー。

次回の魅力体験ツアー、是非ご参加お待ちしています!

 

 

 

 

 

 

「第4回しんけん大分学検定」「しんけん大分学検定第2回こども検定」が開催されました








2016年11月3日(木曜日・文化の日)に

「第4回しんけん大分学検定」と「しんけん大分学検定第2回こども検定」が行われました。

第4回ともなると、常連さんの顔もちらほら、今年はどんな問題が出てくるのかと、検定前は常連さんも初めての方も思い思いのテキストを持参して

おさらいに余念がありませんでした。

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検定の始まりは「五感を使った問題」にチャレンジ。

大分弁のヒヤリングあり、ソフトドリンクやアルコールの飲み比べありで、最初に解く問題としては緊張感もあってなかなか難しかったのでは?

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こども検定は前回よりも参加者が多くて、関心の高さがうかがえます。

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検定に参加されたみなさん、お疲れ様でした!

参加されなかった方は是非来年チャレンジしてみませんか?

あなたの知らない大分県がまだまだありますよ。

来年ここにいるのはあなたかも?!

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今回の検定の結果は出ました。

次回大分学研究会例会で表彰式が行われます。

表彰者の皆さんを祝福すると同時に、受験された皆様の健闘を称えたいと思います。

当日多数のご参加お待ちしております。

 

大分学研究会創立5周年記念 第31回例会・交流会が開催されました

第31回例会を7月23日(土)大分市竹町わざわざビル4階「To-tA」で開催しました。

今回は大分学研究会が創立5周年の記念例会でした。

テーマを「おんせん県おおおいたの復活、風評被害に負けるな!」として、

県内各地域から夏の観光シーズンに向けた意気込みを6名の方から意見発表していただきました。

会員等72名(例会のみ参加4名を含む)が出席されました。最年少は17歳の高校生でした。
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桑野和泉副会長(由布院温泉観光協会会長)より、「地震で由布院の町から人が消えた」大きな打撃を受けながらも、地域つくりを観光の原点とし、復興に向けて地域のつながりを見直す活動を発表。

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三河明史会員(国東市長)より、六郷満山1,300年祭に向けての活動報告や神仏習合の地に加え日本人初のキリスト教聖地エルサレムを訪問した宣教師ペトロ・カスイ・岐部の出身地である国東市で宗教文化豊かな催しが企画されていることを発表。

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緒方肇会員(別府市観光協会 国内・海外観光客誘致部会長:別府・両築別邸)より、外国人観光客の誘客に向けた情報発信の継続的活動報告、地震による観光業の雇用問題といった経営危機をどう乗り越えていくかの意見発表。

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工藤隆浩会員(竹田市商工観光課長:首藤勝次市長代理)より、震災ボランティアの受け入れと観光業の再開を並行して行い、人のつながりをテーマにした復興に向けての取り組みを通して観光業に携わる人たちの団結も固まったという嬉しい報告も。

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髙橋文子会員(佐伯市観光協会理事)より、地震の影響が無かった佐伯市においても風評被害を受けている状況。被害の大小を問わず、大分県民は被災された人たちと共にあり、復興の一助になりたいと心温まるご意見。

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三代吉彦会員(大分銀行)より、金融の立場から震災復興サポート活動を紹介。融資面に加え、大分銀行出張コンサートを由布院で行うといった、地域の賑わいをとり戻す内容も。

 

震災は様々な問題を浮き彫りにしたと同時に、復興に向けて地域の団結力が増したり、地域の原点を見直すといった希望につながる芽も息吹くことが分かった例会となりました。

 

続いて大分学研究会より

「おんせん県おおいた」復活応援スマホケース売上収益金及び会員からの寄付金の贈呈式を行いました。

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大分学研究会事務局長楢本譲司より、目録を大分県観光・地域振興課長阿部万寿夫課長に贈呈。

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例会のあとは交流会

自慢の逸品紹介

・大分の誇る「美味求真」の世界を堪能!

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各地の名産が名酒と共に一堂に並びました。ビールサーバーも待機。

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各テーブルには鱧しゃぶセットがセッティング!

 

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乾杯の前に恒例の会員紹介

 

 

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おまちかね乾杯の音頭はこの度日本銀行大分支店長としてここ大分に着任されたばかりの濱田秀夫様が

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鱧料理の真骨頂である骨切り実演と鱧の魅力について合澤康就会員(澤家主人)が

包丁を入れるとゴリゴリと大きな音を立てていたのに、口にすると全く邪魔にならない口当たり さすが!

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美味しい料理とお酒があれば皆さん笑顔に

震災に負けず、大分が復興するには十分な魅力が揃っています。

大分を愛する人たちがつながり、一つになれば鬼に金棒といった感じでしょうか。

今回の交流会には、国東市、竹田市、三和酒類㈱、豊後大野市、角山酒店㈱、サッポロビール大分営業所、愛の里工房、ヤマロ渡邉及び新大分土地㈱、㈱まるひで、割烹澤家の皆さまのご協賛・ご協力をいただきました。

お礼を申し上げます。

 

大分学研究会第30回例会が開催されました

大分学研究会第30回例会が平成28年5月28日(土)大分県立図書館視聴覚室ホールにて行われました。

今回の例会テーマ「地域資源の保全活動を通じた”持続可能な地域づくり”を考える」のもと

基調発表を「世界発信の仕組み”祖母傾ユネスコエコパーク”登録をめざして」とし、

杉浦嘉雄会員(日本文理大学教授、祖母傾ユネスコエコパーク推進協議会会長)より

ユネスコエコパーク登録の意義や登録に向けての取り組みを生物多様性のお話も交えて発表がありました。

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世界自然遺産とユネスコエコパークの違いとは?

対象エリアの「自然」の保護・保全に努めるのが世界自然遺産であるのに対して、

ユネスコエコパークは生物圏保存地域を地球上に確保する、そして「自然」とそこに住む「人」との共生を目的とするところに大きな違いがあるそうです。

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祖母傾山系は尖峰や渓谷が多く、原生的な自然が残っており、希少性の高い動植物が特徴で、自然を敬う文化が継承されている地域であることから、

この祖母傾山系も登録を目指して地元の方、特に小学校の授業の一環で取り組みをはじめ、親世代、おじいちゃんおばあちゃん世代を通じて積極的に活動されているとのことでした。

 

関連発表は「野鳥たちと神崎海岸(大分市)の持続可能な地域づくり」と題して

中村茂会員より礫岸が特徴の神崎海岸での野鳥調査の取り組みや、ウミガメの産卵場所となっている海岸での地域住民による取り組みを紹介してくださいました。

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渡り鳥の飛来ルートに位置するここの海岸で野鳥を観察するのもいいですね。

そして、ウミガメまつりやキャンドルナイト、バーベキューガーデン、海水浴、

楽しんだ後は後片付けやお掃除も忘れずに。

持続可能な地域づくりはそんな心がけから始まるのではないでしょうか。

 

 

 

 

大分学第29回例会を開催しました

大分学研究会第29回例会が3月26日(土)大分県立図書館で開催されました。

基調発表は「広瀬淡窓と咸宜園教育」と題して

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咸宜園教育研究センターの深町浩一郎さんが

広瀬淡窓の生涯を通して功績をたどり、

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関連発表は「廣瀬淡窓独特の教育方針」と題して

国東高校双 国校教諭の田本政宏さんが

咸宜園で実践された広瀬淡窓の教育方針について

それぞれ発表していただきました。

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日本遺産「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」に

日田市にある咸宜園跡が認定されたのを機に、

私塾咸宜園と塾主広瀬淡窓について良く知ることが出来た例会となりました。

 

会員だよりでは

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二宮会員より大分へお越しになる外国人観光客へのおもてなし例について

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二村会員より4月から開催される「第4回おおいた花と緑のオープンガーデン」についてのご案内

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佐藤会員より「一橋大学移動講座in大分」のご案内

がありました。